いきなりアンプネタから逸れますが、以前、塵屋敷さんのブログでワンノブ企画が盛り上がっていたときに考えていた事をちょっとツラツラと。とはいえ大本の企画自体が消えている?ようですが・・・残念です。
で、私が1ノブ・・・と考えたのはDr.Zのカルマンギアについている謎の1トーンです。なんとこの1つのトーンでどんなギターでもスイートスポットが見つかるとか。凄いですね~。
という訳で、まぁ、このトーン回路がどうなっているのやら・・・というのはカルマンギアの紹介文を見て以来の疑問だったわけですが、それをこの企画を聞いて思い出したわけです。
で、調べてみました。
カルマンギアと思われる回路図のトーン部の回路はこんな感じです。初段の12AX7(1ユニット)にこのトーン回路が挟まって、12AX7の2ユニットめに入ります。
で、この回路は一体どういう回路なのか?というのが見ても全然わからないのでネットをさまよっていたところ、ELECTRIC GUITAR & BASS SUPER MANUALさんのフェンダーアンプ、トンコロ④で説明されている”Treble-max.Mid‐min、Bass-max”の状態の回路図に非常に近いことを発見しました。おそらく頭とお尻は縛っておいて、お腹だけペコペコやるのでしょう。
で、この回路をシミュレートすると、
こんな感じでした。本当は縦軸をdB表示にしたかったのですがよくわからなかったのでこんなです。とりあえず、1Vの触れ幅の信号を入れたときのボリュームに対する特性変化です。Mid周辺部の落ち込み箇所と深さが両方変化するようです。
まぁ、スイートスポットとは言っても結局「アンプが提供するこの変化の中から好きな音を探しておくんなまし」という事なのでしょうが、普通のトーンコントロールとは違って1ノブでこれだけ変化させるのも面白いかとおもいます。
で、企画の次の段階としては、これを単独で取り出してユニット化したいのですが・・・
この回路前に入れるべき増幅具合がわからない。とか、これをトランジスタ系の定数に変更すべきなのか(もしくはできるのか?)とか、知識、経験不足でありまして、ここから先になかなか進めそうにありません。
構想的にはSHO辺りのブースターを初段として、次段にこの回路を繋げて3段目のバッファが必要そうならつけるという感じでしょうか?反転とか非反転とか、インピーダンスとか実際にやっていってみないと全然わかりません。まぁ、現状の知識状態で回路の切り貼りに挑戦するのも相当無茶なのかも知れませんが・・・。
元々、松美庵さんのTonePlusに興味深々なところもあり、この回路の後にはアンプとかよりも、OD等の歪み系を繋げたりしてみると面白いのかもとか思ってみたり(それならTonePlusそのまま作ればよいのでしょうが)
まぁ、この辺りまで考えて停滞しております。やはり知恵が足りなさ過ぎですね。
そろそろ真空管アンプの部品も届き始めそうですし、そうすればシャーシやら箱やらの作図から製作をしていくので、この企画もどうなるかわかりません。
興味を持たれた方は是非色々教えてくださいよろしくお願いします。興味の無い方も是非アドバイスをお願いします・・・。
・・・とりあえずブレッドで組んでみろですか?そうですよね・・・orz
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